ビンゴは何回目でそろう?人数別の目安と同時ビンゴへの備え
5×5・中央 FREE・1〜75 のビンゴで、1 人目と 5 人目がそろうまでの読み上げ回数を、参加人数ごとに 1,000 通り試して数えました。30 人なら 1 人目は 21 回前後、最初のビンゴが同時になるのは約 1 割。FREE やマスの数で変わる回数と、景品の数から進行時間を見積もる方法もまとめました。
公開読了目安 約4分
この記事の要点
- 1 枚だけなら、そろうまでの平均は 41.5 回
- 30 人で遊ぶと、1 人目は 21 回前後、5 人目は 31 回前後でそろう
- 人数が増えるほど 1 人目は早くなり、最初のビンゴが同時になる割合も増える
- 3×3 で中央を FREE にすると早すぎるので、FREE を外すか数を増やす
- 景品の数ぶんがそろう回数に 1 回の秒数を掛けると、進行時間が見積もれる
目次
5×5・中央 FREE・1〜75 のビンゴを 30 人で遊ぶと、1 人目は 21 回前後でそろいます。 5 人目までなら 31 回前後で、1 回 20 秒で読み上げると約 10 分です。
この記事の数は、実際に作ったカードの束で、読み上げ順を 1,000 通り試して数えたものです。 人数・FREE の有無・マスの数で回数がどう変わるかと、同時ビンゴへの備えをまとめます。
人数別の「そろうまでの回数」
番号 1R70001 のカードを、人数ぶんの枚数にして試しました。 表の回数は、1,000 回の試行の中央値です。
| 人数 | 1人目 | 5人目 | 同時 |
|---|---|---|---|
| 10人 | 25回 | 41回 | 6.7% |
| 20人 | 22回 | 34回 | 8.7% |
| 30人 | 21回 | 31回 | 9.5% |
| 50人 | 19回 | 28回 | 14.4% |
| 100人 | 16回 | 24回 | 14.7% |
| 200人 | 14回 | 21回 | 21.4% |
「同時」は、最初のビンゴが 2 人以上で同時に出た試行の割合です。 30 人なら、およそ 10 回に 1 回は同時になります。
回数には幅があります。 30 人の 1 人目は、試行の 8 割が 14〜26 回に入りました(10〜90%)。
1 人で遊ぶと 41.5 回、人数が増えると早くなる理由
カード 1 枚だけで試すと、そろうまでの平均は 41.5 回でした。 75 個のうち半分以上を読み上げて、ようやく 1 列がそろう計算です。
それでも 30 人だと 21 回前後で誰かがそろいます。 1 人ひとりのそろいやすさは変わらず、「誰か 1 人がそろうまで」を数えるからです。
30 枚のカードは、それぞれ違う 12 本の列を持っています。 列の数が増えるほど、どれか 1 本が早い回でそろいやすくなります。
同じ理由で、同時ビンゴも人数とともに増えます。 1 人目が出る回が早いほど、同じ回にそろうカードが重なりやすくなります。
FREE とマスの数で回数はこう変わる
同じ 30 人で、カードの形を変えて試しました。 1 人目がそろうまでの中央値は、次のとおりです。
- 5×5・FREE あり・1〜75: 21 回(同時 9.5%)
- 5×5・FREE なし・1〜75: 24 回(同時 12.6%)
- 4×4・1〜60: 15 回(同時 11.8%)
- 3×3・FREE あり・1〜30: 3 回(同時 45.3%)
- 3×3・FREE なし・1〜90: 14 回(同時 8.7%)
FREE を外すと、1 人目は 3 回ほど遅くなります。 中央を通る 4 本の列が、4 マスではなく 5 マス要るようになるためです。
3×3 で中央を FREE にすると、中央を通る列は残り 2 マスでそろいます。 1〜30 だと 3 回目で誰かがそろい、半分近くが同時になりました。
小さな子ども向けに 3×3 を使うなら、FREE を外し、数を増やすと遊べる長さになります。 FREE なし・1〜90 なら、1 人目は 14 回前後でした。
景品の数から進行時間を見積もる
進行表のビンゴの枠は、「景品の数ぶんの人がそろう回数 × 1 回の秒数」で見積もれます。 1 回の秒数は、読み上げて全員が探し終わるまでの時間です。
30 人・5×5・FREE ありで、1 回 20 秒と置くと次のようになります。
- 景品 5 個: 31 回で約 10 分
- 景品 10 個: 37 回で約 12 分
- 全員がそろうまで: 59 回で約 20 分
秒数は会場の広さや参加者の慣れで変わります。 最初の数回の読み上げで実際の秒数を測り、残りの枠を調整すると外れにくくなります。
同時ビンゴへの備え
最初のビンゴが同時になる割合は、30 人で約 1 割、100 人で約 15% でした。 起きてから決めると、景品の渡し方でもめやすくなります。
始める前に、次のどれにするかを決めて伝えておきます。
- 同時の人どうしでじゃんけんをして、勝った人から景品を選ぶ
- 同時の人数ぶん、まとめて景品を渡す(景品が足りる場合)
- 「ビンゴ」と先に声を出した人からにする
声の早さで決めると、声が通りにくい席の人が不利になりがちです。 人数が多い会では、じゃんけんか、まとめて渡すほうがもめにくくなります。
目安とずれるのはどんなとき
目安は、全員がカードを正しく開ける前提で数えています。 開け忘れがあると、その人のビンゴは遅れて見つかります。
また、まったく同じカードが 2 枚あると、その 2 枚は毎回同じ回にそろいます。 手でカードを作るときは、並びが重ならないかを確かめておきます。
ビンゴカードメーカーは、作ったカードの束でこの目安を出し、当日は読み上げた数からビンゴのカードを番号で示します。 カードを作る手順は「ビンゴカードを無料で作って印刷する手順」で紹介しています。
計算の前提
読み上げは、1〜75 を重複なく無作為に並べた順としました。 人数別の表のカードは、列ごとに範囲を分けた 5×5(B は 1〜15 …)です。 どの束にも、マスの並びが同じカードはありません。
1 回の試行ごとに、各カードの 12 本の列がそろう回を求め、いちばん早い列をそのカードのそろう回にしました。 1 枚だけの平均は、別に書いた検算用のプログラム(20 万回)の 41.4 回とも合いました。
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