常用漢字チェッカー|文章の表外漢字と、小学校で習う学年を1字ずつ判定
文章を貼ると、漢字を1字ずつ常用漢字表と学年別漢字配当表で判定する無料ツール。表外の字や、選んだ学年より後に習う字に印を付け、印付きの文章と字の一覧をコピーできます。
50,000 字まで。照らす表: 常用漢字表(2010年・2,136字)・学年別漢字配当表(2020年度から・1,026字)
文章を貼り付けてください
漢字を 1 字ずつ、常用漢字表と学年別漢字配当表に照らして印を付けます
このツールについて
使い方・特徴・補足情報
常用漢字チェッカーとは
常用漢字チェッカーは、文章の漢字を 1 字ずつ判定するツールです。 照らす表は、常用漢字表(2010 年・2,136 字)と学年別漢字配当表(2020 年度から・1,026 字)です。
漢字は「小学 1〜6 年の配当」「小学校で配当の無い常用漢字」「表外」に分かれます。 選んだ範囲を超える字には印が付きます。
印を付けた文章と字の一覧は、そのままコピーできます。 ふりがなを振る字や、ひらがなに直す字を探すときに使います。
こんな人におすすめ
子ども向けの文章や広報誌を書く人
楽になること
表外の字と学年を超える字を見つける
避けたい手間
読めない漢字を見落として配る
解決できる困りごと
- 小学 3 年生向けのお便りに、まだ習っていない字が混ざっていないかを 1 字ずつ辞書で引く手間がなくなる
- 常用漢字かどうか迷う字を、表と見比べずに文章ごとまとめて確かめられる
- PDF からコピーした文に混ざった部首の文字に気づかず、置換が効かない原因を探し回る失敗を防げる
- ふりがなを振る字を拾い出して一覧にし、原稿と突き合わせる作業を短くできる
使い方
- 調べたい文章を入力欄に貼り付けます。
- 印を付ける範囲を「小1まで」〜「小6まで」か「常用漢字まで」から選びます。
- 印の付いた文章と、区分ごとの字の一覧で、超えた字を確かめます。
- 「確認が要る字」に出た字は、見た目が同じで符号が違う字なので書き直します。
- 印付きの文章か字の一覧をコピーして、原稿の直しに使います。
使用例
お知らせを小3の範囲で通す
「小3まで」では、6 年で習う「翌」と「延」に印が付きます。ほかの字は 1〜3 年の配当です。
入力
運動会は雨天の場合、翌日に延期します。
出力
運動会は雨天の場合、〔翌〕日に〔延〕期します。
表外の字にふりがなの欄を付ける
「常用漢字まで」で、表に無い「薔薇」に印が付きます。続けて並んだ 2 字は 1 つの括弧にまとまります。
入力
薔薇の花束を贈りました。
出力
薔薇( )の花束を贈りました。
PDFから写した文に部首の文字が混ざる
「⽤」「⽂」は漢字ではなく康熙部首の文字(U+2F64・U+2F42)です。見た目は同じでも、範囲に関係なく確認が要る字として印が付きます。
入力
公⽤⽂書
出力
公〔⽤⽂〕書(確認が要る字: ⽤ U+2F64 → 用、⽂ U+2F42 → 文)
活用シーン
学校のお便りの漢字をそろえる
低学年向けのお便りを「小2まで」で通します。 印の付いた字は、ひらがなに直すか、ふりがなを振ります。
広報誌の原稿を常用漢字の範囲にそろえる
「常用漢字まで」で通し、表外の字だけを拾います。 人名・地名の字は表の対象外なので、印が付いても直す必要はありません。
子ども向けの読み物にふりがなを振る
印の形を「字( )」にしてコピーし、括弧の中に読みを書き足します。 続けて並んだ字は 1 つの括弧にまとまります。
漢字テストに出す字を選ぶ
教材の文章を学年の範囲で通し、その学年までの字と超えた字を分けて見ます。 超えた字のうち配当表の字は、漢字プリントメーカーに移せます。
PDF から写した文の字を確かめる
PDF からコピーした文には、見た目が漢字の部首の文字が混ざることがあります。 確認が要る字に符号と正しい字が出るので、置き換えてから使います。
技術的な解説
補足: 仕組み
文章はコードポイント単位に分け、用字が漢字(\p{Script=Han})の字を拾います。
「々」のような記号は漢字として数えません。
常用漢字の一覧は、Unicode の Unihan の kJoyoKanji から作りました。
文化庁の常用漢字表 PDF と 2,136 字が 1 字も違わないことを確かめています。
部首の文字と、互換漢字の多くは、normalize で別の字になります。
正規化は案内にだけ使い、コピーする文には元の字を残します。
もっと詳しく
字の種類だけを見て、読みは判定しない
常用漢字表は字だけでなく、音訓(読み)も定めています。 表にある字でも、「生憎(あいにく)」のように表に無い読みで使えば表の範囲外です。
このツールが判定するのは、字が表にあるかどうかだけです。 「印が付かない = 表どおりに書けている」とは言えないので、読みは別に確かめてください。
2020年度に変わった学年の配当
学年別漢字配当表は、2020 年度から 1,006 字が 1,026 字になりました。 都道府県名に使う「岡」「阪」「潟」などの 20 字が 4 年に入り、学年が入れ替わった字もあります。
古い表で判定すると、「岡」は小学校で習わない字と出ます。 このツールは 2020 年度からの表で判定します。
見た目が同じで符号が違う字
PDF からコピーした文には、「⽤」(康熙部首 U+2F64)のような部首の文字が混ざることがあります。 見た目は「用」と同じでも別の文字なので、置換や照合で一致しないことがあります。
正規化で別の字に変わる互換漢字(「海」U+FA45 など)も同じです。 どちらも「確認が要る字」に出し、正規化で変わらない「﨑」などは表に照らします。
よくある質問
人名用漢字かどうかも判定できますか?
判定しません。照らすのは常用漢字表と学年別漢字配当表だけです。
人名に使える字は法令で決まっているので、名付けに使うときは法務省の案内で確かめてください。
「叱」が常用漢字と判定されるのはなぜですか?
常用漢字表の字体は、右側が「七」の形の「𠮟」(U+20B9F)です。「叱」は、その字を持たない機器のための字体です。
表の前書きは、こうした字体を使うことを「差し支えない」としています。「填」「剥」「頬」も同じ扱いで、公用文では表の字体を使うのが原則です。
地名や人の名前に印が付きました。直すべきですか?
常用漢字表は、都道府県名の字などを除いて固有名詞を対象にしていません。
人名・地名の表外字は誤りではないので、印が付いてもそのまま使ってかまいません。
「國」や「學」のような旧字体はどうなりますか?
常用漢字表に無い字として、表外に分けます。新しい字体への書き換えはしません。
互換漢字で書かれた「海」などは、確認が要る字として正規化した字を並べます。
入力した文章はどこかに送られますか?
判定はブラウザの中だけで行い、入力した文章をサーバーへ送る処理はありません。
ページを閉じると入力は消えるので、結果はコピーしてから閉じてください。
参考・出典
- 常用漢字表(平成22年内閣告示第2号) — 文化庁 (2026-10-22 閲覧)
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)別表 学年別漢字配当表 — 文部科学省 (2026-10-22 閲覧)
- 公用文作成の考え方(建議) — 文化審議会 (2026-10-22 閲覧)
- Unihan Database(UAX #38)kJoyoKanji — Unicode, Inc. (2026-10-22 閲覧)
本ツールの計算式・判定基準は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。
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