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書類写真の台形補正|斜めに撮った紙を真正面の長方形に直してスキャン風に

斜めから撮った書類の写真を、四隅を合わせて真正面の長方形に直すツール。紙の縦横比を四隅から推定し、A4やはがきなどの比も選べます。影を消して紙を白くする仕上げと白黒にも対応。画像は手元のブラウザで処理します。

ブラウザ内処理 公開
(ここへドラッグ&ドロップもできます)

JPEG・PNG・WebP、50MB まで。長辺が 4,096px を超える写真は、 長辺 4,096px に縮めて扱います。

斜めに写った書類の写真を選んでください

紙の四隅が写っていて、紙が机などの背景より明るい写真だと、四隅の候補を自動で置けます

このツールについて

使い方・特徴・補足情報

書類写真の台形補正とは

書類写真の台形補正は、斜めから撮った紙の写真を、真正面から見た長方形に並べ直すツールです。

紙の四隅に印を合わせると、奥が細く写った台形がまっすぐな長方形に戻ります。四隅は自動で候補を置くので、ずれた隅だけ直します。

紙の縦横比は、四隅の位置から推定します。A4やはがきの比を選ぶこともできます。

仕上げに、影を消して紙を白くする処理と白黒を選べます。補正した画像はJPEGかPNGで保存できます。

こんな人におすすめ

書類を写真で提出・保存する人

楽になること

斜めに写った紙を長方形の画像に直す

避けたい手間

紙の形がゆがんだまま読みにくいこと

解決できる困りごと

  • 斜めに撮った書類の文字が奥ほど小さくゆがみ、提出先で読みにくいと言われる手間を減らせる
  • 撮り直そうにも書類が手元に無いとき、いまある写真からまっすぐな画像を作れる
  • 写真に落ちた手や体の影で紙が灰色になり、印刷するとくすむ問題を減らせる
  • スキャンアプリを入れなくても、ブラウザだけで紙の形と明るさを整えられる
  • 直したあとの縦横比がA4に近いかを数字で確かめ、変に伸びた画像を渡すミスを防げる

使い方

  1. 「画像ファイルを選ぶ」で、斜めに写った書類の写真を入れます。
  2. 自動で置かれた四隅の印を、紙の角に合わせてドラッグで直します。
  3. 「紙の大きさ」で、四隅から推定した比を使うか、A4などの紙を選びます。
  4. 「仕上げ」で、そのまま・紙を白く・白黒から選びます。
  5. 補正した画像を確かめて、JPEGかPNGで保存します。

使用例

斜めに撮ったA4の書類

奥が細い台形に写ったA4を直す例です。四隅から推定した比が、A4の1:1.414に近い値で出る点に注目してください。

入力

写真: 960 × 720 px(A4を手前に倒して撮影)
四隅: 自動で置いた候補のまま
紙の大きさ: 四隅から推定

出力

推定した縦横比: 1 : 1.409(B5・A3・A4などの比に近い)
出力: 458 × 645 px

比をはがきに決めて直す

紙の大きさが分かっているときは選ぶのが確実です。向きは推定に合わせて縦か横が決まります。

入力

同じ写真・同じ四隅
紙の大きさ: はがき

出力

使った比: はがき(縦)
出力: 458 × 678 px

影の落ちた紙を白くする

左下に手の影が落ちた写真に「紙を白く」を当てる例です。影の部分も周りと同じ白にそろいます。

入力

仕上げ: 紙を白く(影を消す)

出力

紙の地は白、文字と赤い印は元の色のまま残る

活用シーン

手続きの書類を写真で送るとき

申込書や控えを撮って送る前に、紙を長方形に直します。斜めのままより、文字の大きさがそろって読みやすくなります。

ホワイトボードや掲示物を記録するとき

会議のホワイトボードや掲示を正面から撮れないときに使います。四隅を合わせて、正面から見た形で残せます。

レシートや領収書を整理するとき

細長い紙は斜めに撮りやすく、端の文字ほど小さく写ります。寸法を指定すれば、紙の比どおりに直せます。

子どものプリントを保存するとき

持ち帰ったプリントや作品を撮って残すときに、ゆがみと影をまとめて直します。白黒にすると印刷し直しやすくなります。

PDFにまとめる前の下ごしらえ

直した画像を画像からPDF変換に渡すと、ページの形がそろったPDFになります。提出前の見た目が整います。

技術的な解説

補足: 仕組み

補正は、四隅の対応から求めた3×3の射影変換(ホモグラフィ)で行います。出力の各画素を元の写真へ写し、周りの4画素から色を補間します。

縦横比は、紙の2辺が直交する条件から焦点距離を求めて推定します。Zhang と He の白板スキャンの方法です。

影の除去は、場所ごとの紙の明るさを粗い格子で推定し、各画素を割ります。白黒は、その結果を Otsu 法のしきい値で分けます。

重い計算は Web Worker で行い、四隅を動かしている途中は計算しません。

もっと詳しく

辺の長さを測っても紙の比は分からない

斜めに撮ると、奥の辺ほど短く写ります。 そのため、写った辺の長さの平均で比を出すと、細長い紙が太って見えます。

A4を30°ほど傾けて撮った四隅で比べました。 辺の長さの平均は1:1.265、四隅からの推定は1:1.415です。

A4の正しい比は1:1.414です。 紙の大きさが分かっているなら、選ぶのがいちばん確実です。

比の推定が成り立つ写真と狂う写真

推定は、写真の中心がレンズの中心にあることを前提にしています。 撮ったままの写真なら、この前提はほぼ成り立ちます。

切り抜いた写真では前提が崩れます。 左を幅の2割切り落とした写真では、推定が10.7%ずれました。

真正面に近い写真では、辺の長さの平均に切り替えます。 遠近がほぼ無いので、辺の長さのほうが確かです。

影は消えても消えないものがある

「紙を白く」は、周りより明るい部分を紙とみなして割ります。 手の影のように、場所で暗さが変わるむらを消せます。

薄い網掛けのような大きな塗りも、影と見分けがつかず白に近づきます。 紙の明るさの半分より暗い影は消し切れません。

白黒は文字だけの書類向けです。 赤い印や写真の濃淡も、白か黒のどちらかに分かれます。

よくある質問

四隅の自動検出がずれるのはなぜですか?

紙が背景より明るいことを手がかりに探しているためです。 白い机の上の紙や、紙の角が写っていない写真では外れます。

見つからないときは、画像の内側に枠を置いて知らせます。 印をドラッグして合わせてください。

補正すると画質は良くなりますか?

良くはなりません。 元の画素を並べ直すだけなので、ぼやけた文字はぼやけたままです。

奥に写った部分は画素が少ないので、引き伸ばした分だけ粗く見えます。

比に「焦点距離は仮定」と出るのはなぜですか?

紙を手前に倒しただけの写真などでは、四隅からカメラの焦点距離が決まりません。 そのときはスマホの標準のカメラの焦点距離を仮定して推定します。

ズームで撮った写真ではずれるので、紙の大きさが分かっていれば選んでください。

比がA4ではなくB5に近いと出ます。

A判とB判(JIS)の比は、0.2%も違いません。 比から紙の大きさまでは決まらないので、近い紙を全部並べています。

どちらでも出力の形はほぼ同じです。 紙が分かっていれば、その紙を選んでください。

どのくらい大きな写真まで扱えますか?

長辺4,096pxを超える写真は、読み込むときに長辺4,096pxまで縮めます。 書き出す画像は長辺4,000pxまでです。

スマホの1,200万画素の写真(4032×3024)は縮めずに扱えます。

画像はどこかへ送られますか?

選んだ画像はブラウザの中だけで処理され、サーバーへは送られません。 補正も保存も端末の中で完結します。

なお、サイト自体はアクセス解析と広告を使っています。 詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

参考・出典

本ツールの計算式・判定基準は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。

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