迷路メーカー|難しさを測って印刷できる迷路作成ツール
迷路をブラウザ内で作って A4 に印刷できます。正解の道のり・分かれ道・寄り道・行き止まりを実際にたどって数え、壁づたい法が通じるかも歩かせて判定。番号を打てば同じ迷路に戻せます。
詳細設定
迷路をその場で作ります
できた迷路を実際にたどって、難しさを数で出します
このツールについて
使い方・特徴・補足情報
迷路メーカーとは
迷路メーカーは、迷路をその場で作って紙に出すツールです。 作った迷路を実際にたどって、難しさを 4 つの数で示します。
出るのは、正解の道のり・分かれ道の数・いちばん長い寄り道・行き止まりの数です。 どれも見積もりではなく、できあがった迷路を 1 マスずつ歩いて数えた値です。
壁に手をついて進む「壁づたい法」が通じるかどうかも、実際に歩かせて判定します。 ゴールの置き方と周回路の有無で結果が変わるので、毎回その迷路で確かめます。
紙の隅の番号を打ち直せば、同じ迷路をあとからもう一度出せます。 番号には大きさやゴールの位置まで畳み込んであります。
こんな人におすすめ
配る迷路の紙をその場で用意したい人
楽になること
大きさを決めて迷路を作り紙に出す
避けたい手間
簡単すぎる紙や難しすぎる紙を配ること
解決できる困りごと
- 刷ってから「簡単すぎた」と気づく手戻りが減る。正解の道のりと分かれ道の数を刷る前に確かめられる
- 大きさだけを頼りに難しさを決めなくて済む。同じ 20×20 でも道のりが 64 歩から 262 歩まで開く
- 配る相手に合う紙かどうかを、数字を見て自分で判断できる。難易度の名前を信じるしかない状態から抜けられる
- 紙をなくした人に同じ迷路を渡し直せる。隅の番号を打つだけで同じ紙面に戻る
- 印刷したら線が細すぎて鉛筆が入らない、という失敗を避けられる。1 マスの実寸が mm で出る
使い方
- 横と縦のマス数を入れる(5〜30 マス)
- 1 枚に並べる数と、作る迷路の数を決める
- 難しさの 4 つの数を見て、配る相手に合うか確かめる
- 合わなければ「別の迷路にする」を押して作り直す
- 詳細設定でゴールの位置や行き止まりの減らし方を変える
- 「印刷する」を押すと、紙面だけが A4 縦で出る
使用例
番号 1VI0YA の迷路を測る
既定の 20×20 です。分かれ道が 3 か所しかないので、見た目の割に迷いにくい迷路だと分かります。
入力
20×20 / 番号 1VI0YA
出力
正解の道のり 98 歩・分かれ道 3 か所・いちばん長い寄り道 34 歩・行き止まり 38 か所。壁づたい法はゴールに着きました(256 歩)
小さい迷路が長くなることもある
種の部分をそのままに大きさだけ 10×10 にした場合です。番号の先頭 4 文字は設定を表すので変わります。
入力
10×10 / 番号 0MI0YA
出力
正解の道のり 50 歩。同じ設定で 30 回作ると 24〜72 歩で、20×20 の 66〜236 歩と 66〜72 歩のところが重なります
壁づたい法が通じなくなる設定
ゴールをまんなかにして、行き止まりをほとんどつぶした場合です。歩かせた結果がそのまま出ます。
入力
20×20 / ゴール まんなか / 行き止まりを減らす ほとんど / 番号 1VN0YA
出力
正解の道のり 32 歩。壁づたい法はゴールに着かず、同じところを回り続けます(3200 歩で打ち切り)
活用シーン
学童や教室で配る紙を用意する
人数分をまとめて刷る前に、正解の道のりと分かれ道の数で手応えを確かめられます。「答えを表示」を押しておけば、答えの紙も続けて出ます。
きょうだいで難しさを変えて配る
同じ大きさのまま作り直すだけで、道のりが 2 倍近く変わることがあります。番号を控えておけば、あとで同じ紙を出し直せます。
待ち時間に解く紙を何枚か持っていく
1 枚に 4 問並べて 3 枚刷れば、12 個を折りたたんで持ち歩けます。答えは別の紙なので途中で目に入りません。
壁づたい法を試して見せる
ゴールを右下にすると、右手を壁につけたまま進むだけで必ず着きます。まんなかに変えると通じない迷路が出てきます。
はじめて迷路を解く子と一緒にやる
8×8 なら 200 通りの平均で分かれ道 3.0 か所です。1 マスが 22mm あるので、太い鉛筆でもはみ出しにくくなります。
自由研究で迷路の性質を調べる
行き止まりの減らし方を変えると、行き止まりの数の平均が 41.3 から 4.6 まで動きます。同じ紙面で比べられます。
技術的な解説
補足: 仕組み
迷路は深さ優先の掘り進み(recursive backtracker)で作ります。 行き止まりを減らさない設定なら全マスが 1 本の木になり、2 マスの間の道は 1 通りだけです。
正解は幅優先探索(BFS)で求め、その道の上で分かれ道を数えます。 寄り道は、正解の道を踏まない範囲だけを幅優先で広げて最大の距離を測ります。
壁づたい法は「右・前・左・後ろ」の順に進める向きを選んで歩かせます。
乱数は crypto.getRandomValues の値を種にした mulberry32 です。
もっと詳しく
大きさは難しさを決めていない
同じ設定で 200 通り作って数えると、20×20 の正解の道のりは 64 歩から 262 歩まで開きました。 最長は最短の 4 倍で、平均は 152.1 歩です。
10×10 でも 18 歩から 76 歩まで散らばります。 つまり 10×10 の長いほうは、20×20 の短いほうより長くなります。
大きさは手を動かす量を決めますが、迷う回数までは決めません。 このツールが 4 つの数を毎回出しているのは、そのためです。
壁づたい法が通じる条件を歩いて確かめた
壁に手をついたまま進む方法は、条件がそろえば必ずゴールに着きます。 その条件を、15×15 の迷路 200 通りで実際に歩かせて数えました。
ゴールが右下のすみなら、周回路の有無にかかわらず 200 通りすべてで着きました。 出入口が両方とも外周にあると、外周の壁が 2 本の弧に割れるためです。
ゴールをまんなかに移すと結果が変わります。 行き止まりを半分つぶすと 100 通り、ほとんどつぶすと 147 通りで着かなくなりました。
行き止まりを減らすと易しくなるとは限らない
行き止まりをつぶすと、その数は減ります。 20×20 の 100 通りでの平均は、なし 41.3・半分 20.9・ほとんど 4.6 でした。
ただし戻る距離は短くなりません。 いちばん長い寄り道の平均は、なし 66.1・半分 86.2・ほとんど 72.7 歩です。
道がつながるぶん、間違えた先が遠くまで続くためです。
減らした迷路が易しいか難しいかは、配る相手の解き方で変わります。 画面の 4 つの数を見比べて選んでください。
よくある質問
同じ迷路をもう一度印刷できますか
紙の隅にある「番号」を詳細設定の入力欄に打ち、「この番号で作る」を押すと同じ紙面に戻ります。
番号には大きさ・ゴールの位置・行き止まりの減らし方・個数・1 枚あたりまで畳み込んであります。末尾の枚数(-1 や -2)が付いたままでも読み取れます。
いちばん長い寄り道とは何ですか
正解の道から外れたあと、正解の道に戻らずに進める最大の歩数です。
言いかえると、いちばん損をする間違いの大きさです。この数が大きい迷路は、1 回の間違いで長く歩かされます。
何マスまで作れますか
横も縦も 5〜30 マスです。1 枚に 4 個並べると 30×30 では 1 マスが 2.8mm になり、線が潰れて鉛筆が入りません。
そのため 1 マスが 4mm を下回る組み合わせでは、画面に注意が出ます。1 個ずつ刷れば 30×30 でも 5.9mm を保てます。
答えは紙に出ますか
「答えを表示」を押したときだけ、問題のページのあとに答えのページが続きます。
押していない状態で印刷すれば、答えは紙に出ません。そのまま配れます。
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