てもとツール
ツール紹介

謎解きの暗号を作る手順|五十音ずらし・たぬき暗号・逆さ読み

謎解きや宝探しで使う暗号を、五十音ずらし・たぬき暗号・逆さ読みの3通りで作る手順です。濁点の字の扱い、元の文に戻るかの検算、45通りの総当たりで解く画面までを順に追います。

公開読了目安 約4分

この記事の要点

  • 文を貼るだけで、五十音ずらし・たぬき暗号・逆さ読みの暗号が出る
  • 作るたびに、逆の手順で元の文に戻るかを検算の行で示す
  • 濁点を付けられない字へ移ったときは「ぬ゛」と記号を外に出して残す
  • たぬき暗号は、元の文に同じ字があると警告し、代わりの字を出す
  • ずらす量が分からない暗号は、45通りの候補を並べて読み当てる
目次

宝探しの手がかりを暗号にしたいとき、五十音表を指でたどって 1 字ずつずらすのは手間がかかります。数え間違えると、誰にも解けない問題ができあがります。

暗号メーカーに文を貼れば、その場で暗号が出ます。作った暗号が元の文に戻るかも、同じ画面で確かめられます。

暗号メーカーの入力前の画面。上から遊び方を選ぶ「五十音ずらし」「たぬき暗号」「逆さ読み」のボタン、「作る」「解く」のボタン、文の入力欄、ずらす量の欄とプラス・マイナスのボタン、「英字もずらす」のチェックボックス、文を入れるよう促す空のカードが並んでいる

手作りの暗号で起きやすい失敗

言葉遊びの暗号は、作る人が決めた約束どおりに解いてもらうものです。約束があいまいなまま作ると、解く人は答えにたどり着けません。

よくあるのは次の 3 つです。

  • 数え間違えて、ずらす量が字によって違ってしまう
  • 「が」や「っ」をどう動かしたか決めておらず、戻したときに別の言葉になる
  • たぬき暗号の元の文に「た」があり、抜くと言葉が欠ける

このツールは約束を 1 つに決めて動かし、崩れた箇所を画面で知らせます。

五十音ずらしを作る

「五十音ずらし」と「作る」を選び、入力欄に文を貼ります。ずらす量は最初は 3 です。

「例を入れる」を押すと、「つくえのしたをみてね」が 3 つずれて「なさきふそていもにひ」になります。

五十音ずらしで例を入れた画面。入力欄に「つくえのしたをみてね」、ずらす量は3。結果の枠に「ずらした字 10字」、できた暗号「なさきふそていもにひ」とコピーボタン、その下に「逆に -3 ずらすと元の文に戻ります。」という検算の行が出ている

並びは「あ」から「ん」までの 46 字です。「ん」の次は「あ」に戻ります。

ずらす量はプラスとマイナスのボタンで 1 つずつ変えられます。マイナスにすると前へずれます。

検算の行を必ず見る

できた暗号の下に、逆にずらすと元の文に戻るかが出ます。「戻ります」と出ていれば、解く人も同じ手順で答えにたどり着けます。

「戻りません」と出たら、その理由も同じ行に書かれます。

濁点の字はどう動くか

「ど」を 3 つずらすと、清音の「と」が「ぬ」に移ります。「ぬ」には濁点が付きません。

このときは「ぬ゛」のように、濁点を外に書いて残します。

「まどのそとをみてね」を3つずらした画面。できた暗号は「めぬ゛ふつぬいもにひ」で、上に「濁点・半濁点を付けられない字へ移った1か所は、「な゛」のように記号を外に出して残しました。逆にずらすと元の字に戻ります。」という通知が出ている

外に出した濁点は、解くときに前の字と一緒に動きます。「ぬ゛」を 3 つ戻すと「と゛」になり、1 字の「ど」にまとまります。

小さい字は、移った先に小さい形があれば小さいまま返します。「っ」のように小さい形の無い字へ移ると大きくなり、そこは元に戻りません。

ずらす量が分からない暗号を解く

「解く」を選ぶと、ずらす量ごとの候補が 45 通り並びます。英字も混ざった文では、マイナスで作った場合も足した 90 通りです。各行は「この量で作った暗号なら、元の文はこれ」という意味です。

「なさきふそていもにひ」を解いたときの候補の一覧の先頭5行。+1で作ったなら「とこかひせつあめなは」、+2なら「てけおはすちんむとの」、+3なら「つくえのしたをみてね」、+4なら「ちきうねさそわまつぬ」、+5なら「たかいぬこせろほちに」

意味の通る行が答えです。辞書を持たないので、どの行が正解かはツールからは示しません。

各行のコピーボタンは、表示を切った長い文でも全文をコピーします。

たぬき暗号を作る

「たぬき暗号」に切り替えると、文の間に「た」を混ぜた暗号が出ます。混ぜる字と、何文字ごとに入れるかを選べます。

行頭・行末・空白の隣と、「きょ」のような拗音の間には入れません。「きたょ」と入れると、小さい「ょ」が「た」に付いて見え、「きょ」と読めなくなるためです。

元の文に「た」があるとき

「たまごをたべたよ」に「た」を混ぜると、解くときに元の「た」まで消えます。答えは「まごをべよ」になってしまいます。

「たまごをたべたよ」に「た」を1文字ごとに混ぜた画面。できた暗号の下に「「た」をすべて抜いても元の文に戻りません(元の文の「た」も一緒に消えます)。」と赤い字で出ている。その下の枠に、元の文にある「た」の位置が1行目の1・5・7文字目と並び、この文に1回も出てこないひらがなのボタン「あ」「い」「う」などが12個出ている

このツールは元の文にある「た」の位置を並べます。下のボタンは、この文に 1 回も出てこないひらがなです。

押すと混ぜる字が替わり、検算が「戻ります」に変わります。「こ」を選べば、こけしの絵をヒントに添える形にもできます。

逆さ読みを作る

「逆さ読み」は、文を後ろから読んだ並びにします。作ると解くが同じ操作なので、向きのボタンはありません。

逆さ読みの画面。入力欄に「きゃべつとしょうゆ」、「行ごとに逆さにする」と「「きゃ」のような拗音をひとまとまりにする」の2つのチェックボックスが入っている。「「きゃ」のような拗音2か所は、ひとまとまりのまま動かしました。」という通知と、逆さにした文「ゆうしょとつべきゃ」が出ている

既定では「きゃ」「しょ」をひとまとまりのまま動かします。チェックを外すと 1 字ずつ逆になり、「ゃき」のように小さい字が前に来ます。

「しんぶんし」のように逆さにしても同じ文なら、回文だと知らせます。

使用例

たとえば、子ども会の宝探しで最初の手がかりを作るとします。「つくえのしたをみてね」を 3 つずらし、カードに「なさきふそていもにひ(3つもどす)」と書きます。

検算の行が「戻ります」になっていることを確かめてから印刷します。

関連ツール

約束を決めずに作った暗号がどう崩れるかは、謎解きの暗号の作り方で配る前の確かめ方としてまとめています。

まとめ

遊び方を選んで文を貼れば、暗号と検算の結果がすぐに出ます。濁点の字や元の文にある「た」のように、解くと崩れる箇所は理由つきで知らせます。

入力した文はブラウザの中で処理し、サーバーへ送る処理はありません。

あわせて読みたい

同じテーマ・関連ツールの記事です。