暗記カードを自作して両面で刷る手順|表裏がずれない並び
単語と訳の対を貼り付けて、A4に面付けした暗記カードを作る手順です。紙をめくる向きに合わせて裏面の並びを組み替える操作、カード1枚の大きさの決まり方、入りきらない面の見つけ方までを画面で追います。
公開読了目安 約4分
この記事の要点
- 単語と訳の対を貼るだけで紙面ができる
- 裏面はめくる向きに合わせて並びが変わる
- カードの大きさは面付けから自動で決まる
- 表と裏に同じ番号が入るので確かめられる
- 専用の用紙を買わなくても切り取り線が出る
目次
単語カードを自分の内容で作りたい。市販の白紙カードに手で書くと、30枚で力尽きます。
かといってパソコンで作ると、両面印刷の裏表がずれます。1枚目の裏が2枚目の裏側に出てしまう、あの失敗です。
そこで使うのが暗記カード印刷メーカーです。対を貼り付けると、表面の紙と裏面の紙をまとめて作ります。

1行に1枚ぶんを書く
貼り付け欄に、1行で1枚ぶんを書きます。表にしたい言葉と裏にしたい言葉を、タブかカンマで区切ります。
apple りんご
book 本
cat ねこ
Excel や Google スプレッドシートで2列ぶんを選んでコピーすると、この形でそのまま貼れます。表計算ソフトのコピーはタブ区切りになるためです。
区切りは自動で見分けます。タブが見つかればタブ、無ければカンマです。
貼ると、下に紙面が出ます。表面の紙が1枚、裏面の紙が1枚です。

裏面の紙は、並びが入れ替わっている
続けて出てくる裏面の紙を見ると、並びが表と違います。左上が「本」、その右が「りんご」です。

入れ替わっているのは、紙を裏返すからです。紙に書いた字は、裏返すと左右が逆の位置に来ます。
だから裏面の紙も左右を入れ替えておくと、刷り上がったときに1番の裏がちょうど1番の表の後ろに来ます。
番号の位置も入れ替わっています。表は右下、裏は左下です。こうしておくと、刷った紙を明かりにかざしたときに番号どうしが重なります。
めくる向きを選ぶ
裏返し方は2通りあります。左右にめくるか、上下にめくるかです。

選ぶと、案内にプリンタ設定の呼び名が出ます。上の例では「長辺とじ」です。
この呼び名は紙の向きで入れ替わります。縦向きの紙なら左右にめくるのが長辺とじですが、横向きにすると同じ長辺とじが上下にめくる動きになります。
画面では紙に起きることを先に出し、設定の呼び名を後ろに添えています。手元の印刷ダイアログと突き合わせるときは、この呼び名をそのまま選んでください。
使用例
たとえば、英語の小テストが3日後にある中学生が、範囲の30語をカードにするとします。
教科書の単語リストを表計算ソフトに打ち込み、2列ぶんをコピーして貼り付けます。10面付けなら表3枚・裏3枚の6ページです。
厚紙をセットして両面印刷を選び、とじ方向を案内どおりに合わせます。刷り上がったら番号が重なるかを1枚だけ確かめ、切り取り線に沿って切ります。
面数を選ぶとカードの大きさが決まる
カードの大きさは設定しません。用紙と面数を選ぶと、割り算で決まります。
A4縦なら、10面(2×5)で1枚97.0×56.2mm、15面(3×5)で64.7×56.2mmです。名刺より少し大きい程度の大きさになります。
大きさを別に選ばせない理由は、面付けが用紙に収まらない組み合わせを作らせないためです。選んだ瞬間に紙へ収まることが決まります。
要約の行に、選んだ大きさとカードの枚数、紙の枚数が出ます。何枚の紙が要るのかは、印刷ボタンを押す前に分かります。
入りきらない面は番号で知らせる
小さい面に長い文を入れると、字が小さくなります。ただし小さくするにも限界があります。

入りきらない面は、カード番号で名指しします。何枚目を直せばよいかが分かる形です。
同じ場所に、列の数が想定と違う行も出ます。裏を書き忘れた行は枚数で、列を3つ以上書いた行は行数で知らせます。3列目以降は捨てずに裏面へ改行でつなぎます。
これらは計算上の目安です。実際の折り返しは書体で変わるので、「入りません」とは書かずに「小さくなりすぎる」と伝えています。
スマホでも設定まで届く
375pxの幅でも、貼り付け欄から設定まで縦に並びます。紙面は幅に合わせて縮みますが、縦横の比は変わりません。

ただし貼り付けた内容は保存しません。ページを閉じると消えるので、元の一覧は手元に残したまま使ってください。
貼り付けた内容はブラウザの中だけで扱い、外には出ません。出先で面数を変えて枚数の見当をつける、といった使い方に向きます。
関連する読みもの
裏がずれる仕組みそのものは両面印刷で裏がずれる原因|長辺とじと短辺とじの選び分けにまとめました。取り違えたときに何枚が合うのかを数字で示しています。
学年別の漢字を練習する紙なら漢字プリントメーカー、罫線だけの白紙なら方眼紙メーカーがあります。
画面で1枚ずつ出題したいときはひらがなフラッシュカードを使ってください。こちらは中身がそろっています。
まとめ
対を1行ずつ貼るだけで、表面と裏面の紙がそろいます。
裏面の並びはめくる向きに合わせて組み替わり、通し番号の位置も一緒に動きます。刷った紙を光にかざして番号が重なれば、並びは合っています。
カードの大きさは用紙と面数から決まるので、収まらない組み合わせを選ぶ心配はありません。まずは1枚だけ試し刷りしてから、必要な枚数に進んでください。
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