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Mbps と MB/s の違い|速さが 8 分の 1 に見える理由

Mbps はビット、MB/s はバイトで数えた速さです。1 バイトは 8 ビットなので、100 Mbps は 12.5 MB/s にあたります。小文字の b と大文字の B の見分け方、8 で割る換算の早見表、取り違えたまま時間を見積もると何倍ずれるかを整理します。

公開読了目安 約3分

この記事の要点

  • Mbps はビット、MB/s はバイトで数えた速さ
  • 1 バイトは 8 ビットなので、Mbps を 8 で割ると MB/s になる
  • 100 Mbps は 12.5 MB/s、1 Gbps は 125 MB/s
  • 取り違えたまま時間を割ると、見積もりが 8 倍ずれる
  • 見分ける手がかりは、b が小文字か B が大文字か
目次

Mbps と MB/s は、どちらも 1 秒あたりに運べるデータの量を表します。 違いは数えている単位で、Mbps はビット、MB/s はバイトです。

1 バイトは 8 ビットなので、同じ速さでも数字が 8 倍ちがいます。 100 Mbps の回線は、バイトで数えると 12.5 MB/s です。

回線の案内と、ダウンロード画面の数字が合わないと感じたら、まずこの 8 倍を疑ってください。

小文字の b と大文字の B で数えるものが違う

2 つの単位は、アルファベット 1 文字の大小だけが違います。 小文字の b はビット、大文字の B はバイトを表します。

書き方読み方数えているもの
Mbps / Mb/sメガビット毎秒1 秒あたりのビット数
MB/s / MBpsメガバイト毎秒1 秒あたりのバイト数

「bps」の b は bit の頭文字です。 「ps」は per second、つまり 1 秒あたりという意味になります。

見た目がよく似ているので、表の中や小さな文字では見落としがちです。 数字を書き写すときは、b の大小まで写すようにします。

換算は 8 で割るか、8 を掛けるだけ

Mbps から MB/s へは 8 で割ります。 MB/s から Mbps へは 8 を掛けます。

ビット毎秒バイト毎秒
10 Mbps1.25 MB/s
100 Mbps12.5 MB/s
300 Mbps37.5 MB/s
1 Gbps(1,000 Mbps)125 MB/s
10 Gbps1.25 GB/s

速さの M や G は、1,000 倍ずつ上がる数え方です。 1 Gbps は 1,000 Mbps で、8 で割ると 125 MB/s になります。

取り違えたまま時間を見積もると 8 倍ずれる

転送時間の見積もりでは、この取り違えがそのまま時間に出ます。 2 GB のファイルを 100 Mbps で送る場合で比べてみます。

正しく計算すると、2 GB は 16,000 メガビットです。 これを 100 Mbps で割ると 160 秒、つまり 2 分 40 秒になります。

ところが 100 Mbps を「100 MB/s」と読むと、2,000 MB ÷ 100 で 20 秒になります。 実際の 8 分の 1 の時間を見込んでしまうわけです。

転送時間計算の結果。2 GB を 100 Mbps で送ると転送時間 2分40秒、速度(バイト毎秒)12.5 MB/s。単位を読み違えていたらの欄に、100 MB/s と読んだ場合 20秒(0.125 倍)と並んでいる

逆向きの取り違えもあります。 ダウンロード画面の 12.5 MB/s を「12.5 Mbps」と読むと、時間を 8 倍に見積もります。

「M」にも 2 通りの数え方がある

速さの M は、いつも 1,000,000 倍です。 一方で、ファイルの大きさの MB には、1,048,576 バイトを指す数え方もあります。

国際単位系では、M や G は 10 の累乗を表す接頭辞です。 2 の累乗を表すために、Mi や Gi という別の接頭辞が決められています。

ただ、2 の累乗の量をそのまま MB や GB と書くソフトもあります。 この差は GB の桁で約 7%、TB の桁で約 10% です。

8 倍の取り違えに比べると小さい差です。 ただ、大きなファイルほど分単位のずれになります。

表記の速さと画面の速さが合わないとき

8 で割っても合わない場合は、単位ではなく速さそのものが違う可能性があります。 回線の案内に書かれた速さは、いつもそのまま出るとは限りません。

混み具合や機器、相手側の送り出す速さで、実際の速さは下がることがあります。 その場合は、速度テストで測った値を使うと見積もりが近づきます。

速度テストの結果が Mbps で出ているなら、ここでも単位を確かめます。 ダウンロード画面の MB/s と比べるときは、8 で割ってから比べます。

見分けるための確認手順

数字を受け取ったら、次の順に確かめると取り違えを防げます。

  1. 単位の b が小文字か、B が大文字かを見る
  2. 小文字の b なら、8 で割って MB/s に直す
  3. ファイルの大きさと速さを、同じ単位にそろえる
  4. 割り算の答えが秒か分かを確かめる

手で割るのが面倒なときは、転送時間計算に量と速さを入れてください。 単位を取り違えた場合の時間も並ぶので、差の大きさを一目で確かめられます。

まとめ

Mbps はビット、MB/s はバイトで数えた速さで、8 倍の差があります。 100 Mbps は 12.5 MB/s、1 Gbps は 125 MB/s です。

取り違えたまま時間を見積もると、8 倍か 8 分の 1 にずれます。 b の大小を確かめ、単位をそろえてから割るのが確実です。

参考・出典

本記事は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。

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